【記憶術の方法@ガイド】 - 効果的なやり方とは?

記憶術の基礎知識

記憶の種類

ここで少し、最先端の脳科学や認知心理学における記憶力の研究報告について、触れておきたいと思います。

私たちが、単純に「記憶」と呼んでいる状態は、現代ではさらに細かく分類されています。

「スクワイアの記憶分類」という分類法によれば、「記憶」は「感覚記憶」、「短期記憶」、そして「長期記憶」の3つに大きく分類されます。

「感覚記憶」とは、映像や音などを最大1〜2秒ほど、記憶する記憶のことで、残像や残音といったものです。

「短期記憶」とは、短期間(約20秒間程度)保持される記憶のことでその記憶量は、7±2まで(つまり、5〜9)の情報しか保持できないとされています。

「長期記憶」とは、長期間保持される記憶で、忘却しない限り死ぬまで保持される記憶のことで、たとえば、小学校の校歌を死ぬまで覚えていたりするといった記憶です。

ところが、私たちの日常生活の中では、たとえば、中学や高校の校歌は、一度、「ド忘れ」してしまったら、そのまま、誰かに想起してもらわない限り、自分では思い出せないこともあります。

それは、「短期記憶」と「長期記憶」との間にあるとされる、「中期記憶」なるものがあり、それは維持されるためには、時折、思い出す(リハーサルする)作業を行わなければならないのですが、それがある時点でリハーサルを怠った結果、「忘却」してしまったわけです。

この「忘却」こそが、「記憶」の天敵となるわけですが、「記憶」の情報は、時間の経過とともに忘却されるものです。

その事実をドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは、意味を持たない言葉の組み合わせを人間がどれだけ記憶していられるかについて調べ上げ、研究成果を「忘却曲線」というグラフにまとめたのです



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