【記憶術の方法@ガイド】 - 効果的なやり方とは?

間違いだらけの記憶術

悪徳セミナーの手口

記憶術は、速読術と並んで、能力開発系のセミナーのテーマとして掲げるには、最も判りやすく、説得力のある能力ですから、そうした宣伝に使われるケースが後を絶ちません。

そもそも、記憶術や速読術の講師には資格制度もありませんから、誰でも自己申告で、プロを名乗れるわけですし、講座や教材を作れば、即座に講師になれるのです。

それだけに、いい加減な連中が簡単に参入してきますし、どうみても詐欺まがいのセミナーや教材の販売がまかり通っているわけです。

書道や茶道、華道、香道などの「○○道」と名付けられるような伝統芸能などであれば、家元制度なども確立されており、格式などの客観的評価も備わっています。

ところが、こうしたセミナーや「○○式△△法」という世界では、例えていえば新興宗教の教祖になるようなもので、「言い出したもの勝ち!」が通用してしまう状況なのです。

さらには、記憶術と速読術を混同して、一緒に教えている教室も少なからず存在します。

記憶術では、例えば、円周率を膨大な位まで覚えていることをアピールしたりしておりますが、これなどは、「物語法」という、記憶にストーリーを持たせれば、比較的容易に記憶することは出来るのです。

しかし、そうして円周率の小数点以下の多くの桁数を覚えたとしても、それが、日常生活や仕事の中で活かされる局面は、まず、巡って来ないでしょう。

こうした能力開発系のセミナーや教材の悪質な点は、記憶術が習得できなかった場合でも、その原因を「受講者の努力不足」の一言で片付けてしまえることです。

たとえ、教え方が悪かったり、その指導が不親切であったり、教材が役に立たないものであっても、その検証は一切、行われずに、すべては受講者の自己責任に転嫁するようなセミナーは、明らかに怪しいと見るべきでしょう。



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